谷口です。
4月17日に、テスラ社のイーロン・マスク氏は宇宙の真実を求めるAI「ブルースGPT」を開発する計画を発表しました。
数週間前まで「ChatGPTの開発を止めろ!」と言っていたのに、笑っちゃいます。
このように、ChatGPT4が発表されたことによって、AI業界は凄まじい勢いで進化しています。
Googleは新しいAIチャットボット「バード」、アマゾンはAI分野の新しいサービス「デッドロック」を発表しました。
しかし、Microsoftはすでに2019年からChatGPTに対して複数回にわたって巨額の投資をしており、その額は合計100億ドル、日本円で約1兆3,000億円にもなります。
その結果、最新バージョンのGPT4は、米国の弁護士の模擬司法試験において、受講者全体の上位10%に入るスコアを獲得し、医療、自動車産業、ゲーム開発、法律文書作成などの分野でも活用されています。
また、噂によればGPT5の新しいバージョンが12月までに公開される予定です。
これら最新のAI技術は、スーパーコンピューターのインフラで動作しており、Microsoftは1000万のデータセンターにも大量の資金を投資し、
他社が真似できない環境を作っていて、ChatGPTはこのインフラを利用し、多数のユーザーからのフィードバックによって急速に進化しています。
ところで、GoogleのAIチャットボット「バード」は、ChatGPTよりもかなり性能が劣るとされ、
検索エンジンだけでなく、ソーシャルメディアの活用においてもChatGPTが勝者になる可能性があると言われています。
そのChatGPTをアメリカでは、出版社なども記事を作成する際にも活用していて、今後はソフトウェアエンジニアリングにも影響を与える可能性があると言われていますが、
AI技術の進化により、IT企業は売上が下がっても利益率が非常に高い状態を維持できるようになりました。
なぜなら、AIによって、誤作動のないソフトが作られ、稼働するようになるので、もう開発者が不要になってしまうのです。
しかしながら、その進化が進むにつれ、AIが人間に取って代わることによって、失業や倫理的・社会的問題が生じる可能性もあるため、
AI技術を適切に活用するための規制や法律の整備がこれから求められるかもしれませんが、
今のところ、日本では自由にChatGPTに触れることができるので、今のうちに、この活用法をマスターし、
然るべき時代に備えることがとても大事なのではないかと感じています。
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一緒に将来について考え、行動を起こして行きたいと考えています。
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