寿命と認知症と目標設定の関係

谷口です。

私も今年で59歳になり、最近「この世とオサラバする時のこと」をよく考えています。

長生きしたいと言う訳ではないのですが、自分の人生に悔いを残してオサラバしたくないので、

そのために参考になりそうな情報を日々集めているのですが、それらがかなり明確になってきたので、今日は、その情報をシェアします。

アメリカのバーニア州にある、記憶障害、不安、不眠症の患者の治療を行っている「ニューログロウ・ブレイン・フィットネスセンター」では、

「人生の目標設定」をプログラムの一部として使用し、高齢者の患者の認知機能の回復をサポートしているのですが、

このプログラムで、73歳の女性を含む患者達の認知状態を大幅に改善したそうです。

ラッシュ大学によれば、アルツハイマー病の患者の中には「目標の達成感」が認知的衰退を50%減少させると発表していますし、

ジョンズ・ホプキンス大学のミッチェル・カールソン博士のチームは、貧困層の子供たちの家庭教師を務めた高齢ボランティアは、

その認知機能が回復したと発表しています。

そして、人生の目標を持つ事は、ストローク(脳への血流供給の恒久、または一時的な遮断)の減少と回復にも関連しているそうで、

ミシガン大学の研究によれば、人生の目標を見つけた人は、ストロークのリスクを22%減少させる可能性があると言っていますし、

人生の目標設定は、高齢者の死亡率を減らす効果もあるそうで5年間の研究では、

自分の人生において高い目標を掲げた人は、死亡リスクが57%低いことが示されています。

これらの研究結果から言える事は、人生の目標を明確にすればする程、

脳の認知機能を回復させて、より良い心血管の健康、慢性疾患の発症率の低下、ストレス対処能力も向上し、健康寿命が延びると言う事です。

どうですか?

とても興味深い情報ですよね。

あなたも、人生の成功を手に入れるために目標設定が重要である事は知っていると思いますが、

それが認知症の改善や、健康寿命を延ばす事にも関係している事を知っている人は少ないと思います。

では、改めて目標設定を見直しましょう!

しかし、ここであなたに一つ質問があるのです。

あなたは、今年に立てた目標設定を覚えていますか?

そして、今も、その目標の達成に向けて、確実に前進していますか?

実は、目標設定の重要性は、多くの方が知っているものの、ほとんどの人は、その目標を達成できていないのです。

そもそも、ほとんどの人が、その目標すら忘れているのです。

それは、なぜなのか?

それは、目標を立てる前に、取り組むべき大事なポイントが抜けているからなのです。

では、そのポイントとは・・・と、続きを話したいところですが、

今日のメールは、かなり長くなってしまったので、今日はここまでにしておきます。

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